ブランド好きの奥さんが興信所に浮気調査された結果
私が以前集合住宅に住んでいた時、向かいの棟の知人と子ども同士が同い年だったため、たまに遊ばせるなどの交流がありました。
そこの家は、ご主人が典型的なのび太君のようなモテなさそうなシステムエンジニア、奥さんが派手でブランド好きな姉さん女房という夫婦でした。
私はどちらもそれまでの友達にいなかったタイプだったので、適度な距離を保ったお付き合いをしていましたが、子ども同士が仲が良かったので、互いの家を行き来することもありました。
そこの家はおめでた婚で、お子さんが4歳くらいの時の話ですので結婚5年目の出来事だったと思います。
水商売のアルバイトをしていた奥さん
奥さんは派手好きで、都会育ちの為、田舎の集合住宅の保守的な生活になじめず、夜に水商売のバイトをしていました。
お金に困っているのではなく、盛り場に身を置きたいという理由だったようです。
ですが、実際ブランド品を買うためという理由もあったと思います。
奥さんはその店で、若い男性と知り合い意気投合し、付き合い始めました。ご主人も浮気相手も年下なので、年下が好きなのか、年下から好かれやすのかもしれません。
浮気相手もかなりモテなさそうなタイプで、知人はかなり溺愛されていたようで、相手は結婚も視野に入れていたようです。
知人は遊びと割り切っているようで、よくもめていました。
オークションの内容からご主人に疑われることに
浮気相手の趣味は車で、レースに参加する為に車の部品を買う必要があり、お金のない浮気相手の為に、知人がオークションで安く落札してあげました。
そのオークションの内容を、知人の夫に見られたことで、夫が怪しみ興信所に調査を依頼しました。
興信所の料金は50万円程度だったようです。
そこで浮気の事実が明るみになり、知人は携帯電話を取り上げられ、浮気相手と連絡が取れなくなりました。
私がなぜそこまで知っているかというと、電話を使わせてもらえないから、電話を貸してもらえないか、と家に訪ねてきたからです。
私はトラブルに巻き込まれるのは嫌だったので、電話だけなら、という条件でそのやり取りを聞いていました。
その後、その浮気相手は地方に転勤になり、自然消滅しました。
知人のご主人もかなりモテないタイプなので、溺愛している奥さんを手放すわけもなく、そのままそれまでと変わらない生活に戻ったようです。
魔性の女、といった感じでしょうか。探偵へ依頼してまで証拠を手に入れたのなら、相手の男性へは慰謝料を請求したのでしょう。
夫婦が離婚しない場合は、浮気相手からの慰謝料は数十万円~百万円程度となることが多いです。このご主人は、奥さんへもなんらかの誓約書を書かせたのではないでしょうか。
もう探偵のお世話にならないように、おとなしく生活してくれることを願います。